それは2011年10月のことでした。

イギー7歳を目前に、41℃を超える発熱。
24hの夜間診療に駆け込み、飼い主は肝を冷やしました・・・。
(発見が仕事から帰宅後の23時とかだったので)

急患で点滴を打ってもらったものの、翌朝も熱は下がらず。
会社を休み、急いでかかりつけの病院へ。

血液検査の結果から、「何か」が炎症している。
でも、結局、高熱の原因はわからずじまいでした。
(抗生物質で、とりあえず熱は下がりました)

ところが、高熱にもかかわらず、イギーは元気で食欲もあり、
結局あれは何だったんだろー という出来事でした。

先生も「何で?」って感じで。
41℃を超える熱がある犬の元気さじゃないって・・・。


これをきっかけに、イギーのごはんをドッグフード(カリカリ)から
手作りに変えました。

当時、「自然治癒力」とか「免疫」とか「長寿」とか、いろんなことを
調べました。

そんなとき、目に飛び込んできた言葉。

We are what we eat.

私たちは食べたものからできている。

あぁー、まさにその通り! 目から鱗の思いでした。


カリカリフードだけでは食いつきが悪かったイギー。

何かトッピングしなければ、お腹が空いているのにゴハンを
食べなかったイギー。


当時の私は、これを「贅沢病」って考えてました。
食べないんだったら、ってことで、頑固なイギーと根競べ。
ごはんを2日抜いたこともありました。

でも、今思うこと。

生物としてのイギーの体が、通年カリカリだけの食生活に拒否反応
を示してたんじゃないか?

事実、手作りにしてから、ごはんストライキは一度もなし。
逆に、ごはんを食べなければ、相当不調の目安です(笑)


あーー!カメラカメラっと戻ってきたら、もう食べ終わりかけてる・・・
CIMG2796

















四方八方から、きれいに舐めまわす(笑)
CIMG2805


















生食を選んだのにも理由があります。
(文字通り、生の肉、内臓、骨等を与える食事です)


ところで、私、カリカリ全否定派ではありません。

飼い主さん一人ひとりのライフスタイルがあるし、また、災害等で避難を
余儀なくされた際、手作り食では厳しいですよね。

最近、カリカリ食べよう作戦のため、数種類のお試しカリカリセットを
購入したばかりです。。 REMEMBER  カリカリ


でも、思っているほど、カリカリ=完全なモノ でもないと思うのですよ・・・。

事実、手作り食にして、皮膚の状態が劇的に変わったというブログも
よく見ます。
(つづく)